梅雨の時期から夏にかけては高温多湿な気候になるため、犬にも食中毒が起こりやすくなります。


犬の食中毒


犬は人間と違い、食中毒に強いと言われていますが、細菌、ウイルス、カビに汚染されたフードを食べる事で、それらの病原菌が腸内で異常繁殖を起こし、慢性的に下痢が続いてしまう事があります。

犬の食中毒

食中毒は年中起こる可能性がありますが、梅雨の時期から夏にかけては、特に気温が温かく湿気も多くなるため、食中毒が起こりやすくなります。

これは、高温多湿な環境になると、食中毒の原因となる病原菌が活発に増殖しやすくなるためです。

ドライフードに含まれている水分率は10%以下と少ないですが、室内の湿度が高くなり、その水分をドライフードが吸ってしまうと、水分率が10%を超えてしまい、カビが発生したり、腐敗してしまう恐れがあります。

そのため、水分がもともと少ないドライフードであっても、梅雨の時期から夏にかけては、しっかり空気を出して確実に封を閉じ、水分が中に入らないようにする必要があります。

冷蔵庫保存の場合は、パッケージ内側に結露が発生したり、水分が入ってしまう可能性がありますので、好ましくはありません。

 

外部からの湿度や紫外線を完全に遮断できるパッケージのフードを選んだり、真空保存容器を使用するのがおすすめです。

ドッグフードは開封すると確実に酸化が進んでいきますので、なるべく30日以内に食べきれる量をこまめに購入し、その都度使い切るのが理想的だと言われています。

食虫毒が原因で起こる吐き下しや下痢は、体内の毒素を体外へ排出しようとする生理作用ですので、無理に止めない方が回復は早くなります。

その後、体内に毒素が出た上で、栄養剤の注射、抗生物質や整腸剤の投与が行われます。

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梅雨の時期から夏にかけては食中毒が起こりやすい季節です。
犬の食中毒を予防するには、飼っているサークルやペットハウスはこまめに掃除をおこない、糞尿の処理も速やかに行うようにしましょう。
散歩の後は犬の体に寄生虫の卵や細菌、ウイルスなどが付着している可能性がありますので、食事の前はぬるま湯を絞ったタオルで丁寧に拭いて、しっかりブラッシングをしてあげましょう。