梅雨の時期から夏にかけては高温多湿な気候になるため、犬にも食中毒が起こりやすくなります。


犬の食中毒


犬は人間と違い、食中毒に強いと言われていますが、細菌、ウイルス、カビに汚染されたフードを食べる事で、それらの病原菌が腸内で異常繁殖を起こし、慢性的に下痢が続いてしまう事があります。

犬の化学薬品中毒

犬の化学薬品中毒で多いものに殺虫剤の中毒があります。

これは、ノミやダニ除けの首輪や駆除薬に対して起こす中毒症です。

通常の使用では中毒は起こりにくいものですが、雨や水分などで体が濡れた際に、犬自らが自分の体を舐めてしまい、それによって毒素を体内に取り入れてしまう事があります。

また、犬同士で体を舐め合う事がきっかけとなる場合もあります。

ノミやダニ除けの首輪や駆除薬を使用している場合には、万が一の時のためにも、薬品の成分は覚えておく必要があります。

室内のダニ、ハエ、アリ、毛虫などの駆除に殺虫剤を使用する場合にも、犬がその殺虫剤に含まれる毒素を体内に取り込んでしまう恐れがありますので、使用には十分注意が必要になります。

最近では、ゴキブリ、アリ、ハエの駆除にホウ酸が用いられる事もありますが、このホウ酸を犬が誤食してしまう事でも、嘔吐や下痢などの中毒症を引き起こす事があります。

犬の食中毒予防に!光の力で驚きの効果を生み出す光触媒ミスト

梅雨の時期から夏にかけては食中毒が起こりやすい季節です。
犬の食中毒を予防するには、飼っているサークルやペットハウスはこまめに掃除をおこない、糞尿の処理も速やかに行うようにしましょう。
散歩の後は犬の体に寄生虫の卵や細菌、ウイルスなどが付着している可能性がありますので、食事の前はぬるま湯を絞ったタオルで丁寧に拭いて、しっかりブラッシングをしてあげましょう。